家族が入院手術することがありまして。
もう何年も前の話です。
当時、私はお守り的なものを全く持っていなくて。
お守り的と云うより、そのものズバリ、お守りなんですが。
別に持っていなくても平気なんでしょうが、
普段全く信じていなくても、困った時に神仏に頼りたくなるのが、人間の性。
施餓鬼供養(せがきくよう)と云うものがありまして。
高野山の檀家の寺から、年末になると、しませんか。
と云う、問い合わせが来るのですが。
夏のお盆の時期の方が有名なんでしょうか。
私のイメージとしては、年末なんです。
先祖代々とか個人の供養に、一件最低で3,000円から、だったように思います。
その施餓鬼供養を申し込むと、
お下がりに、お守りなど大量に頂戴するわけです。
勿論、直接お詣りすることなく、振り込みで申し込み郵便で帰って来ます。
で、当時、お守りがその施餓鬼供養のお下がりの、
不動明王さまのカードお守りしかなく。
病気なんだから、薬師如来さまじゃなかろうか。
などと、知識がない割には、そんなことを思ってました。
ただ、その手術受けた家族が医者運がいいと云うか、“持ってる”人で。
そうだからか何か。
その手術の間ずっと、不動明王さまのカードお守りを待合室で握りしめていだのですが。
その時に後から思えば、
その待合室の空気感がキレイと云うか、
キラキラしてて。
いらっしゃったのでは、と。
来ていただいてた、のではないかと。
お陰様で、死んでも不思議ではないような手術で、良くても障碍が残るかもと云われた手術で、
半日かかった手術を乗り越え、
何の後遺症もなく、今も元気です。
そして最近(去年2020年)手術から何年も経って、桜井さんの本で、
刃物使う手術の時は、
不動明王さまで良かったんだ。
へぇ〜、っと、
深く納得いたしました。
ミフク🍀