ききみみずきんが欲しい。
カラスは、縁起悪い、って云われています。
私もずっとそう思っていました。
最近は、鳴かずに真後ろをひゅんて飛び過ぎると、却って嬉しくなります。方向間違ってないんだ、と思って。現実的な道も、将来的な方向も(笑)。
道標なんですね。カラスの先導してくれる先は。八咫烏とは、そういうものらしいのですね。三本脚かは確認できてないのですが。
昔はカラスなんて、ただただ縁起悪〜い、と思い込んでいて。
鳴く時は確かにそういう面もあって。
“今そっちに行っちゃ危ないよ”、とか。
“タイミングがずれてる、もう少し待って”、とか。
逆に、“遅れちゃうから早く起きなさいよ〜、もう”、とか(笑)。
どれがどれだか。
単に、“車が来るよ”、ぐらいの時もある。
ただ、大勢で何羽もいて、ぎゃあぎゃあうるさく、怖いぐらい泣き叫んでる時は、何があるんだろうなあ、と思って。方向転換します。
例えば、銀行行ってから電車乗ろうと思ってる時に鳴かれたら、銀行行くのを後回しにして先に電車乗るとかですね。そしたら事故かなんかで遅延する。乗って良かったのかしらと思っていても。着いた先で、今度は鳩が“ポポポポ”鳴いてると、ほっとする。彼らは仲良し? 結構、連携してます? そう云えば、カラスがぎゃあとひと声鳴くのでびっくりして鳴いた方を見ると、大勢の鳩が飛び散らかってるとかですね。その大勢の鳩の中に、カラスが1羽悠然と、孤高を保っている。
鳩や雀が多くいる中に鴉が1羽だけ鳴かずに居る。
鳴かずに居ることが条件です。
と、OKなんだな。
と、私の方向は間違ってないんだ。
と、嬉しくなります。
それが昔は大嫌いで。
縁起悪い、って思っていて。
最初に意識したのは、父の納骨に高野山に行かなくちゃいけない時があって。酷い下痢で(笑)。家族に先に行って貰って、途中下車で何回もトイレに籠もりながら、高野山に辿り着いたたことがありまして(大笑)。
カラスが居て。
しかも、こっち見て、鳴くんですね。
ぎゃあぎゃあ、と。
思わず、睨んじゃいまして。
そうしたら、横を向いた。
横向いた?
???
申し訳なかったなぁ。
今思うと。
何かしら報せてくれようとしてたんだなぁ、と。
それから意識するようになりまして。
そうしたら、カラスに親近感覚えるようになり。
もしかしたら、カラスは悪いものじゃないのかも。と、思うようになり。
八咫烏は道先案内してくれるんだ。
ということを知り、益々カラスが大好きになりました。
考え過ぎかなぁ、と思う時もあるのですが。
その先で、コロナが蔓延しているかも知れず、イヤな人が居るかも知れず。
鳴かないで傍に来てくれる時はとても嬉しい。
あくまで、“鳴かないで”、というのが条件です。
高野山から帰る時は快晴で(往きは雨降ってた)。
帰りの電車で、九度山通る時は凄く気持ち良くて。
あ、大きな神様が居る!! と思いました。ジブリの『もののけ姫』に出て来るダイダラボッチ? デイダラボッチ?
級の、大きな神様ですね。
大きい女神様です。
そう思っただけで、見たわけではないのですが。
九度山で降りはしなくて。一度は行きたいと思いつつ、未だ、行ったことはないのですが。
凄く気持ち良いことは憶えてます。
ミフク🍀